栗生浜
栗生浜では、永田浜のような観察会は行なわれていません
栗生(くりお)浜では、栗生区、中間区、ウミガメ監視員、サポートガイド、行政関係者で栗生浜ウミガメ連携会議を組織しています。
栗生浜ウミガメ連携会議では、絶滅が危ぶまれるウミガメが栗生浜に産卵に訪れることを大事に考えており、栗生浜にお越しになる方々とウミガメとの出会いを素晴らしい体験にしていただきたいと願っています。
ウミガメが安心して産卵できるように、観察に訪れる際は以下のルールを守ってください。
- 観察時間は23時までとする。
(近隣の住民等への迷惑防止のため) - 栗生浜周辺の県道に路上駐車をしない。
(海水浴場の駐車場をご利用ください。) - 車のライトはダウンライトにし、海に向かって点灯しない。必要以上に点灯しない。
- 腕章や身分証明書を着用したウミガメ保護監視業務員(案内人)の指示に従い、勝手に浜に立ち入らず、休憩所で待機する。
- ウミガメ保護監視業務員から、光と音がウミガメに与える害について説明を受ける。
- 保護監視業務員の誘導等なしには、砂浜から堤防部分や漁港施設などに立ち入らない。
- 酒類を持ち込まない。
(酒気帯びでの観察会への参加もご遠慮ください。) - 浜では喫煙しない。
- 砂浜ではむやみに歩き回ったり、光を点けたり、騒いだりせず静かにする。
- 上陸中や穴掘り中のウミガメには近づかない。
- ウミガメや卵には触らない。
- ビデオ撮影や写真撮影は行わない。
- 駐車場内の公衆トイレの場所を事前に確認する。
(光がウミガメに与える影響を考え、入口が暗くなっています。)
※近頃、大型団体ツアーの方々がお越しになることが多いため、以下の注意喚起文書のとおりの対応を行うこととなりました。
栗生集落について
栗生は屋久島町の最も西側に位置する集落です。
年平均気温は屋久島で一番高く、町指定の文化財に指定されているメヒルギ、ツキイゲ、スナズルの自生地があります。
周囲の海にはサンゴや熱帯魚が見られ、ダイビングスポットにもなっています。
集落のはずれには、「日本の滝百選」にも選ばれている、屋久島随一の水量と規模を誇る「大川の滝」があります。