永田浜 ~ウミガメを守る活動~
永田地区では、ウミガメ保護のため、ウミガメ観察会のほか、自治体、地域、団体等により次のような取り組みを行っています。
産卵地としての環境保全
- ウミガメ上陸頭数確認のための足跡調査及び利用者指導活動
- 産卵地の海岸清掃
- 産卵の際にウミガメを車のライトなどの光から守るための遮光のための松の植樹や遮光林の手入れ
- ふ化時期に地中の卵や子ガメを踏みつけから保護するためのウミガメ保護柵の設置
- 永田浜の夜間不適切利用者の把握やタヌキやネコによるウミガメの卵の食害被害調査
- 地元関係者や行政機関によるルールの策定
永田浜でのウミガメの産卵・ふ化の調査・研究活動
永田浜では昭和50年頃から、形をかえながら継続的な調査や研究活動が実施されています。 現在は、NPO法人屋久島うみがめ館による調査・研究活動が行われています。主な調査・研究活動は次の通りです。
- 上陸頭数把握のための足跡調査
- ウミガメの生態解明のための計測調査
- ふ化調査等
(上陸した全個体の甲幅・甲長や産 卵数等の計測、標識調査、ふ化調査、ヘッドスターティングなど)
※ 同NPO法人では、調査/研究活動とあわせて、上陸・産卵後に誤って消波ブロックや岩場にはまったウミガメの救出なども行っています。
NPO法人屋久島うみがめ館では、ウミガメの保護調査活動をサポートしてくれるボランティアを募集しています。詳しくは屋久島うみがめ館にお問い合わせください。